恋猫

楓淳ノ介様



先日は、突然あなた様と出会い、何か運命を感じている今日この頃でございます。
美化があなた様と私を引き合わせ、見えない糸を結んでくれている様に思えてなりませぬ。


鈴は、この糸を大切にしとうございます。
あなた様にお会いし、この糸を見える形に出来ればと思い、一筆したためた所存でございます。


明日の七つ下がり(午後4時過ぎ)大社神社の境内にて待っております。

     越後鈴



 「あっ、鈴さまからの文ではないか」
 「何と、明日の七つ下がりに大社神社の境内で待つとな」


 淳ノ介が嬉しさの余り大きな声を上げた。






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