恋猫
「淳ノ介さまにいい人はいるの」
鈴が一番知りたい事を率直に質問をした。
「うううん」
美化が首を大きく左右に振った。
「本当?私、ついている。嬉しい」
鈴が心の底から喜んだ。
「美化、私、頼みがあるの。聞いてくれる。
「うん」
美化が首を縦に振った。
「私と淳ノ介さまの赤い糸を結んでくれる。一生のお願いだから」
鈴が美化に向って両手を合わせた。
「うん」
美化が頷いた。
「でも、どうやって」
鈴が美化の顔を覗いた。