幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
あぁーもう俺キモ。


「きゃーっ。青蓮院くんだっ!かっこいー!!」

と手を振ってくる脳のなさそうな女共。




いつも通り、くだらない毎日だった。






「青蓮院先輩、過去に行く前以上に目が死んでますね」

「蓮宮ぁー。ちょっと殺しとくぅ?」

「先輩、冗談きついです」



一年校舎のまえを通りかかると蓮宮がいた。

本当にむかつく奴だ。



「大体あのときのことはまだ許してないんだからね」

「あー。ユキが先輩をこつんってやったときですか?」


その「こつんっ」で俺は気絶したんだけど。



とか思って睨みつけたが、悪びれる様子はない。

相も変わらずうざい奴だ。



< 681 / 693 >

この作品をシェア

pagetop