★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。






確か歴史ではここら辺だと思うんだけど…






美鈴は京の朱雀千本通の方に向かっていた。






やっと着き、必死に愛次郎を探す。




早く…早く見つけなきゃ…












すると人影が見えた。






愛次郎…?







美鈴「愛次ろ…う?……っっ!?」








人影は愛次郎ではなく…あぐりちゃんでもなく…







美鈴「さ…ぇき…さん…」






真っ赤に染めた姿で、ニヤリと不気味すぎる笑みを浮かべている佐伯だった…。








佐伯「美鈴ちゃんに見つかっちゃったか」







何で………何でこの人はこんなにも楽しそうに笑うのだろう…。








そんな佐伯さんを恐ろしいと思った。
< 238 / 447 >

この作品をシェア

pagetop