★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。





遠くから佐伯さんと言葉を交わしていたため美鈴は佐伯に近付く。







美鈴「ぁ……あ…あいじ…ろぉ…」







近付いた美鈴が見た光景…








それは…







刀を手にして倒れている愛次郎の姿だった…






私の目には必死にだれかを助けようとしていた様に見えた。








愛次郎が刀を手にしている方向…








そこには…







佐伯に強姦されたような様子があり、頬には涙の跡があり歪んだ顔で仰向けに倒れているあぐりちゃんの姿だった。





愛次郎の前で襲われてきっと凄く怖かったよね…






震えが止まらなかったよね…







なんて………………酷い事を…




きっと……







愛次郎は必死に…あぐりちゃんを…







大事な…愛してる人を守ろうと必死だったんだね…






それなのに…







こんなにも二人は思いあっていたのに…








愛し合って、笑いあって、凄く幸せだったのに…。







美鈴「な…んで…何故この様な事をしたんですか…?」








何で二人を………………二人の幸せを壊すの…?







震えた声で、美鈴は佐伯に問いかける…
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