★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
美鈴「花街かぁ…………新見さんと一緒に行ったな…」






ほんの少し前の出来事を思い出す。






本当にあれからちょっとしか経ってないんだな…






土方さんが居ない部屋は…






何故かいつもより広く感じる。






何も考えないうちに早く寝よう。






そう思い、私の分の布団を広げる。






その時…





トントンッと軽く襖を誰かが叩いた。






美鈴「?」






一体誰だろう?






藤堂さんとかかなぁ…






誰か分からない襖から見える影に不思議に思いながら襖を開いた。






美鈴「誰です………っ」






陽気に誰ですか?と問いて襖を開けた途端……






美鈴は表情を変える。





何で……






今、此処に貴方が居るの?






変わってしまったはずなのに…





目の前に居る貴方は前の様に優しそうな顔をしているの?





襖を開けた途端目の前にいた人は……






変わってしまったはずの…





新見さんだった。
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