アニサーコンチェルト 2 ♪ ~30オンナが愛もコスプレも大切で何がわるい?!~
廊下から続く階段をゆっくりと降りて行くと…
とんでもなく、信じられない光景が目の前に飛び込んできた
「うそっ!!!」
なんと!!
アニメファン、声優ファンなら気絶するであろう
一人ひとり名前をしっかりと言える(わかる)声優さんたちが
ざっと50人はいるだろうか…
それ以外にも、総勢100人を超える人たち…
「す、すごすぎ…」
私は、自分の頬を思わずつねってしまう…
「せ、瀬奈さん…私、夢見てるんじゃないですよね?」
「あぁ、夢じゃないよ…
みんな、君と潤を祝いに来たんだ
ちゃんと、みんなの笑顔に応えないとね…
じゃ、中央の祭壇まで進むよ」
神聖な音楽が鳴り響き、赤いヴァージンロードを
瀬奈さんに導かれて歩く
中央には、白いタキシードを着た潤が
こちらを向いて待っていた
潤の傍まで近づくと、瀬奈さんから離れ、潤の隣に立つ
牧師さんの言葉を聞き誓いの言葉を述べた
見つめ合い、潤が私のベールを上げキスをした
唇が離れていく時、私の耳元で
潤がささやいた
「マナカ
ずっと、ずっと
アイシテル…」
今まで聞いたことのない最高の甘い声が
私の耳から脳へ入り、体中を駆け巡って
頬が熱くなってしまった
自分では大丈夫と、思ったけれど
潤の甘い声に
腰が砕けそうになり、少し
よろけそうになってしまう
だけど、すぐさま
潤が私を支え
なんとか、持ちこたえて
式を終えた
もぉっ!
あとで、潤に文句言ってやるんだからぁっ…