俺たち陰陽師!!!!!
「それでは、充実した学校生活を♪」
「はい♪」
「はい」
「はい………」
なんとなく話し(お茶会)を済ませたあと。
涼子は得意だった医療系の仕事につき。
悠太は4時間目まで普通授業をし、そのあとの授業は出ずにジャスの元で仕事(?)をして。
俺は…。
『4時間目まで普通授業、そのあとは狩魔師(レクタリア)のための授業……と』
「マジ…大変じゃねぇか」
『働かざる者食うべからず』
「じゃあ自分で作るしー」
『そして我にも分けろ』
「はいはい」
俺と悠太は今から自分の教室に向かう。
幸いなことに同じクラスだった。
「ここ、みたいだな」
悠太の声に俺はブレイクを鞄に入れた。
「1‐B…」
俺は悠太の後ろに続き教室に入っていった。
すると直ぐにみんなの視線が俺たちに向いた。
「あ、転校生」
「やっば!後ろのひとかっこよくない!?」
「前の人、偉そう…」
俺は俺を見る女の子に笑って手を振ってあげた。
すると予想通り。
「きゃああ!!」
「うっそーかっこいいっ!」
「やばい、目が合った!!」
「(女の子って可愛いなー)」
「(こんの、お調子者が)」
悠太は心の中で毒を吐く。
すると一人の女の子が言う。
「零さまと違うかっこよさよねーー♪」