青色キャンバス



「甘え方も、頼り方もわからない。それとも、そうしちゃいけないって思ってる?」

「何を……言って……?」



内に秘めたもの、隠しているものの核心をつかれた気がした。


「先輩は、東先輩の事に縛られてるんじゃないの?」


縛られてなんか……
これは私の罪だ。ずっと忘れてはいけない、生きている限り永遠に購い続けなければならないものなんだから……



「先輩は何もしてない。先輩が背負う必要なんか……」


「違う!!!」



私は感情的に叫んだ。


私は蛍ちゃんを殺したんだ。
あの人の命を奪って、私だけが生き残ってしまった。


「私の…罪なんだよ……」



私の大切なものが、消えてしまった。
もうどこにもない……


私がいたから……


「私と出会わなければ、あの人は死ななかった……」



海に行く約束も、私がした。
私がわがまま言ったから……







< 130 / 214 >

この作品をシェア

pagetop