重なる身体と歪んだ恋情
だから、
「きゃっ」
引き摺り下ろして膝の上に。
露になりすぎる太ももに手を這わせるだけで「あ……」と声を上げる八重。
「もっと清楚なものを。仮にも元公家のお嬢様ですよ?」
そう言いながら指先で奥を探る。
「あ……」
指先に感じる湿った体には思わず舌打ちをしたくなるほど。
発情期のメス猫か?
「いいですか? 彼女にはこんな誘うようなドレスではなく貞淑な妻に似合うものを作りなさい」
「んあっ」
そう命令して人差し指で中を引っ掻けばメス猫に相応しい声を上げて私にもたれかかってくる。
唇は首元に、指は私のシャツのタイに掛けられて。
「苦しい。八重」
その指が鬱陶しくてそういえば何を勘違いしたのかタイを解く彼女の指。
それからシャツのボタンを外して――。
「八重、順番が違いますよ。私はそう教えましたか?」
私の声にボタンを外す指が跳ねる。そして、
「ごめんなさい……」
八重はそう言うと私から下りて跪いた。
ボタンを外していた指は私の靴に。
そっと脱がせてそれから靴下を取って。
「ん……」
足の指に舌を這わせる。
反対の足も同様に、まるで飴玉でも舐めるかのように丁寧に。
しかし、いい加減眠いな。
今日はさすがに家に帰らないと。
列車の最終は終わったか?
それならタクシーを捕まえたいな。
やはり緑川を外で待たせておくべきだったか?
そんなことを考えながら八重の姿を見下ろしていた。
「きゃっ」
引き摺り下ろして膝の上に。
露になりすぎる太ももに手を這わせるだけで「あ……」と声を上げる八重。
「もっと清楚なものを。仮にも元公家のお嬢様ですよ?」
そう言いながら指先で奥を探る。
「あ……」
指先に感じる湿った体には思わず舌打ちをしたくなるほど。
発情期のメス猫か?
「いいですか? 彼女にはこんな誘うようなドレスではなく貞淑な妻に似合うものを作りなさい」
「んあっ」
そう命令して人差し指で中を引っ掻けばメス猫に相応しい声を上げて私にもたれかかってくる。
唇は首元に、指は私のシャツのタイに掛けられて。
「苦しい。八重」
その指が鬱陶しくてそういえば何を勘違いしたのかタイを解く彼女の指。
それからシャツのボタンを外して――。
「八重、順番が違いますよ。私はそう教えましたか?」
私の声にボタンを外す指が跳ねる。そして、
「ごめんなさい……」
八重はそう言うと私から下りて跪いた。
ボタンを外していた指は私の靴に。
そっと脱がせてそれから靴下を取って。
「ん……」
足の指に舌を這わせる。
反対の足も同様に、まるで飴玉でも舐めるかのように丁寧に。
しかし、いい加減眠いな。
今日はさすがに家に帰らないと。
列車の最終は終わったか?
それならタクシーを捕まえたいな。
やはり緑川を外で待たせておくべきだったか?
そんなことを考えながら八重の姿を見下ろしていた。