重なる身体と歪んだ恋情
抵抗なんて無意味で、いつの間にかドレスのリボンで結ばれた私の両手はベッドの柱にくくられて、一糸纏わない私の身体は彼に貪られていく。

胸の先端をなぶられ胸元を這う彼の唇からチクリとした刺激が与えられる。

あいた手は私の体をなぞって腰に。

それから、


「んんっ!」

「そんな声を我慢しなくても。いいんですよ、先ほどのように声を上げてもらって」


彼の指先が私の中心に触れた。

どんなに暴れても両手のリボンは手首に食い込むだけで外れない。

そして、


「やっ、あぁ!!」


彼の指が中に。

初めて感じる違和感に思わず声が出てしまう。

そんな私を彼は楽しそうにクスクス笑って。


「誰よりも愛して差し上げますよ」


嘘つき。

そう罵ってやりたいのに、


「あっ、あぁ……」


中を蠢く指に、弄ばれてる胸の先端に意識がいってしまう。

赤くなるまで胸の先端を嬲られて、中を指先で擦られて。


「――あぁ!」


頭の中が、真っ白になった。
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