重なる身体と歪んだ恋情
◇
「お祖母様のところへ行ってきます」
「千紗様、今日は――」
止めようとする如月にニコリと笑って「大丈夫よ」と答えた。
今日、如月は家の建設関係で契約に行くように奏さんに言われてる。
一緒にと如月に言われたけれど、私は首を振った。
「毎日行ってるんだもの。一人で行けるわ」
そう言って、私は一人で出かけた。
一人で出かけるなんてどれくらいぶりだろう。
いつも如月がいて車で出かける。
こうして長い時間歩くことだって久しぶりな気がした。
「お祖母様のところへ行ってきます」
「千紗様、今日は――」
止めようとする如月にニコリと笑って「大丈夫よ」と答えた。
今日、如月は家の建設関係で契約に行くように奏さんに言われてる。
一緒にと如月に言われたけれど、私は首を振った。
「毎日行ってるんだもの。一人で行けるわ」
そう言って、私は一人で出かけた。
一人で出かけるなんてどれくらいぶりだろう。
いつも如月がいて車で出かける。
こうして長い時間歩くことだって久しぶりな気がした。