魔法都市
それから数日後
奏は意識を取り戻した
混乱やパニックになることはなったが検査や様子を見る形でまだしばらくは入院しらけれはならない
『ん……』
翌日奏は目が覚め、起き上がるとじっと自分の手を見つめる
あんな事件があって助けてやれなかった男の子のことを思い出していた
『わたし、これからどうなるんだろ』
ぼそっと出た本音
それでも不安は消えない
彼女には両親はもちろん、他の親族なんて知らないのだ
だからと言って四ツ葉園に帰れるなんて思ってないのだ
するとガラッとドアが開き夕紀と弥生が入ってきた
『おはよ、奏』
『体調どうかしら?』
『おはよう、ございます…。えっと、いまは大丈夫』
その様子に二人も安堵する
それでも顔に出来た傷や頭に巻いてる包帯が痛々しい
夕紀は近くにあるイスに座りこれからのことをわかりやすく説明することにした
『奏、聞いてほしい話があるの』
『……なぁに?』
『あなたのこれからのことよ。退院したあとのお話』
『…………』
夕紀の話にコクン、と頷く
その話を聞いてどう歩くかは彼女次第になる
彼女が幸せに暮らすことが二人にとっての願いなのだ
そしてこの事件をきっかけに"MEEO"…異能者実験撲滅組織を立ち上げたのだ