あなたの心にいる人は… (完)
「あれ?あれれ~?」
「おいっ?!」
へなへなとずり落ちる私の腕を掴みながら廉が呆れた声をだす
「…腰抜けちゃって」
「なにやってんだ」
腰抜けた私を見る廉の目は
初めての目
心配でも医者の目でもない
呆れたような仕方ないなと言うような目
そこに愛はなくても嬉しかった
初めてむけられた廉の気持ち
決してふたりの距離が縮まった訳じゃないけど
うれしい
「おいっ?!」
へなへなとずり落ちる私の腕を掴みながら廉が呆れた声をだす
「…腰抜けちゃって」
「なにやってんだ」
腰抜けた私を見る廉の目は
初めての目
心配でも医者の目でもない
呆れたような仕方ないなと言うような目
そこに愛はなくても嬉しかった
初めてむけられた廉の気持ち
決してふたりの距離が縮まった訳じゃないけど
うれしい