真夏の夜
「こんな家の前でいいのか?」
「あっそっか、じゃあ車停めて、私の部屋に来る?」
「それは無理・・・」
「え、どうして?」
「俺、きっとキスだけじゃ済まないから」
「いいのに・・・」
「良くない!まだ早いって」
とても可愛いと思った
そんな事を気にしてしまう城田君が好きで仕方ない
私は今すぐにでも抱かれたい
でも・・・待つね
城田君も私と同じだったんだと思うだけで
嬉しい
「分かった」
「どっか、ないかな・・・」
「うーん、ないね」
「だよな、白木の部屋やっぱ入ってもいい?」
「え、うん・・・でも大丈夫なの?」