隣の彼の恋愛事情
***

神崎はおっとりしたように見えて、仕事は完璧だ。かゆいところに手が届く仕事のおかげで俺の事務処理の時間は大幅に削減されていた。

しかし、やはりお人好しだ。

ここでも、まだ配属されて少ししかたってないのに、明らかに後輩の女子にもいいように使われている。しかも気がついてない。

しなくていい、玄関の花を楽しそうに生け直ししたりしていた。

そんな神崎にイライラして、ついそっけなく仕事を依頼してしまう。

しかし相変わらずの‘緩い’笑顔だ。
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