隣の彼の恋愛事情
そうは思うも、自分の気持ちを伝えるために必死になって噛み砕いて話をする。
よう
やく理解した神崎から‘好き’の言葉を完全に聞く前に我慢ができなくなった俺はゆっくりと、神崎のぷっくりとした唇に、キスをした。

やっと手に入れたこの柔らかい唇を俺はなかなか離すことができずにいた。

「ちっ」

(やばいな、このまま帰すなんて無理だ)

国宝級の鈍さの神崎にこの俺の気持ちをくみ取ってもらうのは到底無理だろう。

多少強引だとは思ったが、車をUターンさせて俺の家へ攫っていった。

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