隣の彼の恋愛事情
「しかし、お前は俺の予想の斜め上は軽く超えるな。お前からプロポーズされるなんてな」

思い出してまたおかしくなったのか、肩を震わせながら笑う。

「だって、いつまでたっても斗馬がしてくれないから」

拗ねる私。

「今日美馬にも言われたよ、段取り悪くてゴメンな。なんかお前のことになると、なかなかうまく事が運ばないんだよ。かっこわりーよな」

そうやって恥ずかしそうに斗馬が頭を掻く。

「たまには私も主導権握りたいもん」

斗馬の頬をつねりながらからかう。

「お前な~主導権はいつもお前だっつーの。俺の方がお前の下僕だ」

「え?」

「お前を俺のものにするために、どれだけお前に振り回されたと思ってるんだよ」

反対に頬つねられながら言われる。

「ふぉんなこといはれても・・・」

私の頬をつねりながら楽しそうにしている斗馬。

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