アウトサイダー
結局、私と彼が向かい合って、熱い日本茶をすすることになった。
だけど、こんな状況でなにを話したらいいのか分からなくて。
やっぱり会話は苦手だ。
「紗知ちゃん、インテリアの勉強してるんだって?」
「はい。専門学校に行っていて」
「そうかー、すごいな。きちんと目標があって。
僕なんてその頃、どうやって授業をさぼろうかとかばかり考えてましたよ」
千島さんは緊張する私に気がついたのか、上手く話しを振ってくれて、いつの間にかそのペースに巻き込まれていた。