アウトサイダー
だけど太陽はずっと、アウトサイダーである自分から逃げることなく、それを受け入れて生きてきたんじゃないかって、そんな気がした。
彼は私とは違うんだ。
すぐに逃げ出す、私とは。
彬さんとのことだって、きっと“人並み”の幸せが欲しいと願ったからなのかもしれない。
彬さんは、私の隠れ蓑だった。
アウトサイダーであることを隠すために、私は彼と……。
私は布団を被って、声を噛み殺して泣いた。
こんなに激しく私を揺さぶるのは、この世で太陽ひとりだけ。
いつだってそう。
彼は私の心を根こそぎ包み込みながら、少しずつ歪んだそれを修正してくれたんだ。