アウトサイダー
彼の匂いの残る布団は、私を落ち着かせる。
今でも……こんなにも太陽を求めている。
どんなに気持ちに蓋をしようとしても、溢れ出てきてしまうほど。
けれど、もう遅いのかもしれない。
私たちの間に流れた年月は、あまりにも長くて。
そんなことに気がついて、唖然としてしまう。
そしてやっぱり……勝手に涙が――。
ずっと泣いているわけにもいかず洋服を直してリビングを覗くと、太陽は頭を抱えて座りこんでいた。
そして私に気がついた彼は、ほんの少しだけ私の方へ顔を向けた。
その目は気のせいかほんのり赤く染まっていて――彼がとても小さく見える。