アウトサイダー
部屋まで行くとすぐにドアが開いて、以前よりずっと冷たい雰囲気を感じる彬さんが顔を出すと、太陽は私を自分の後ろに隠すように立ちはだかる。
「お時間を頂き、ありがとうございます」
まるで取引先の相手と離すような丁寧な挨拶を交わすと、部屋へと促された。
太陽にしがみつくようにしていても、体が勝手に震えてくる。
ここで私は殴られ、そして首を絞められながら犯されて……。
そんな私に気がついた太陽は、彬さんに背を向けて「帰れ」と口で形を作る。
でも……。
彼が覚悟を決めてここに来たように、私も……。
小さく首を横に振ると、彼は再び彬さんに向かった。