アウトサイダー

そして、時々交わすキスが私を穏やかにした。
私を抱き締める彼の温もりが、私の心を自由にした。

やっぱりそこは、私の場所、だった。


頬の痣はやがて青みを増してきて、ひどい顔になってしまった。
けれど……太陽はそれでも、私を可愛いと言ってくれた。



そんな日が、ずっと続くんだと思っていた。

だけど……。



太陽が学校に行っている間に、母が私を呼んだ。


「紗知。ごめんね。もう、ここにいることはできないの。
お父さんに見つかって、訴えない以上、ずっと誰かに監視してもらうわけにはいかない」


「えっ……」



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