イケメン女子の学園生活1【完】
「…キミの事知ってるよ、黒崎君でしょ?」
お?
あってるよ黒崎です
オレは知らない…
『…スミマセン、話した事ありましたっけ?』
「いや、話したのは今が始めてかな…キミの話は聞いてたからさ色々」
『…オレの話?』
んな有名になる事したか?
何かを探るような視線を送る先輩
いや
顔はニッコリスマイルだけど……
オレこいつ嫌いかも
「そう、キミの話。と、失礼…俺が名乗ってなかったね。俺は相模祐斗(サガミ ユウト)。キミ…黒崎君のひとつ上、二年で生徒会会長。よろしく」
ニッコリと出された手
え、
二年で生徒会会長なんすか
変な学校
……気持ちが悪い笑顔だけどイケメンだよな
サラサラとした長めの髪は金色に輝いていて
綺麗な二重の中にはビー玉見たいに綺麗な碧の瞳
ハーフかな?
と思えるくらいの日本人離れした見た目
イケメンってか綺麗だな
『…どうも。ご存知の通り、黒崎です』
いくらイケメンだからと言って、
いくら生徒会会長だからと言って、
オレはそんな性格の悪そうな笑顔嫌いでーす
だから
挨拶終了したい
寝たい(笑)