イケメン女子の学園生活1【完】

てか
ほっといてくれませんかね?
1時間くらいでホテルに着くから…



まさかずっと話し合うつもりじゃなかろうな

却下です
却下してよろしいですか


『……なんすか?』

またまた
ジーッって見てきてますよ
あいつら…オレがこんな目に会うのはあいつらのせいだと八つ当たりをしつつ声をかけたのは良いものの、

「黒崎君一人なの?」


探られて嬉しい分けございません
ポエム作ってた方がまし

…作った事ないけどね(笑)
その方がましってこと



『あー…班の奴が集合場所に来ないんで、オレだけ先に行こうかなって』



あ、班の人言ってなかったな
同じクラスの人しか同じ班になれない
それは一応当たり前
揺る揺る東高でもその常識はあってオレ達の班は
オレ、寒川、佐倉、浅井の4人

班の人数制限はなかった
そこは自由

と、
相模先輩何か言ってら



「へぇ、それは災難だったね。この電車に乗らなかったなら遅刻決定だね」

『はぁ…そうですか。オレが遅刻しなかったなら良いです』



何て適当に返す

哲は遅刻せずに行ったかなー?とは思ったが、どうもオレの班3人が遅刻したあたり昨日解散したあと何かあったかな?
って思う

あのあとオレ以外の奴等で遊んだっぽいし

浅井が遅刻なんて普通ないだろうし


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