イケメン女子の学園生活1【完】

朔月の事は俺だって好きだ


ただそれが恋愛感情なのか?って聞かれたらそうだと即答できない
まだよく分からない自分がいる


純粋に朔月には憧れている


始めて会った時からいじめられっ子だった俺は朔月に助けられてばっかりいた

嬉しかったし何より優しい朔月が大好きだった
朔月は自分では冷たい人間だと思っている所があるけど
俺は知ってる

朔月の心が暖かい事を

一見クールだけど…ね
仲間の危機には自分をほっぽって走り出すタイプ



だから、そんな朔月を今度は…いつかは俺が守りたいと決意したんだ

したは良いものの、朔月の実力はやっぱり凄くて…鍛えても鍛えても先を行く朔月に全然近づけなかった


……情けないよなぁ


自分が嫌で凄く頑張った背が小さいことに悩み毎日沢山牛乳を飲んだりもした

ま、その成果は、出た


これからもっと頑張って朔月を守る力を身につけるんだ



……朔月が大人しく守られるような人間じゃないことは知ってる
だからコレはただの自己満足なのかもしれない


だけど…
それが何だ!
朔月の力になりたいってのはもう止められない気持ち

月牙の皆は好きだけど一番の親友の立場は譲らないから


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