ひとつ、ベッドの中
凌ちゃんは一言だけ放つ。




「詩織には、関係ない」




煙草の時と一緒。


今回もまた、その言葉に打ちのめされる自分がいる。




好きな人に拒絶される。


分かり合えてたはずのあたしにとって、その人から突き放されるのが、どんなにつらいものか。


凌ちゃんからの拒絶が、あたしにとっては一番のダメージ。


< 275 / 423 >

この作品をシェア

pagetop