セブンソード~七聖剣物語~
ポトッ...
ポルロさんの帽子が落ちた..
ん?
何かこの帽子...
白い毛のような物が付いている..
僕はポルロさんの方を見てみると...
「ぶっ..!!!」
思わず吹き出した!!
いや..だって...
頭のてっぺんは禿げてるもん...
「くくくくっ...」
僕は笑いを堪えた..
「おっと..!!
これは失礼しました..」
ニカ...
商人ポルロさんは意味深な笑いをして落ちた帽子...
いや..
ズラを拾った...
今の笑いからして
さっきのはわざとだな...
受けたと思ったのだろうか...
「ところでそちらの黒髪の男性が背負っている荷物は獣の皮じゃないですか?
ふむ...
質は良さそうですな...
おっと...
失礼しました..
仕事癖がでてしまいましたね..」
商人ポルロさんは
僕の背負っている荷物をマジマジと見て謝る..
「商人でしたねポルロさんは...
どうでしょうか..?
丁度処分に困っていた所でしてね..
格安で買い取ってくれませんか..?」
「おぉ...!!
それはありがたい..
運んでいた大切な商品がさっきの獣の襲撃で少々荷物をやられましてね..
丁度仕入れたくて困っていたんですよ..」
ケイトと商人ポルロさんが
何やら商売の話をしている...
「だったらついでに
コイツも買い取ってくれませんか?」
ルリが笑顔で
商人ポルロさんに言う..
おぉ―――ーい..!!
何言ってるの..!!
このガキは!!
本人
目の前に居るんですけど..!!
「フハハハッ..!!
ご冗談のうまいお嬢さんだ..!!
気に入った..!!
買値は通常の倍で買い取ろうじゃないか..!!」
などと商人ポルロさんは高笑いして喜んでいた...
冗談に聞こえなかったのは僕だけでしょうか...
僕は荷物を商人ポルロさんの目の前に降ろした..