週末シンデレラ
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月曜日になっても、目蓋はまだ腫れていた。
それでも休みたいと思わなかったのは、憂鬱よりも係長に会いたいという気持ちが大きかったから。
嫌われたかもしれない。それを確かめるのは怖いけれど、このまま向き合えないほうがずっと辛くて苦しい。だから、逃げたくない。
出勤すると、係長はすでに仕事を始めていた。
「お……おはようございます」
ちゃんと挨拶を返してくれるだろうか。緊張と不安で声が震えた。
「おはよう」
係長は抑揚のない声で挨拶を返してくれた。
それはいつも通りのもので、しかし、きみとはなにもなかったと言われているような気もして、嬉しさと寂しさで息が詰まりそうだった。
今日は経理課と関わる仕事がない。
係長のことを気にしずぎないよう、夢中で目の前の仕事を片づけているうちに、いつの間にか昼休みとなっていた。