週末シンデレラ
一瞬、自分を手放したような感覚に、荒い呼吸を繰り返しながら茫然とする。
「い、今の……って……?」
征一郎さんにたずねると、優しく微笑まれた。
「どうやら、感じすぎたみたいだな……」
「感じ……えっ、じゃあ……わたし……ひとりで……っ」
ひとりで達してしまった――。そのことが恥ずかしくて、頬を押さえていると、バサリと服が床に落ちた音がする。
「かわいかったから……気にすることはない」
そう言って裸になった征一郎さんが、ギシリとベッドを軋ませて覆いかぶさってきた。引き締まった裸体に目を奪われながらも、羞恥は拭い去れない。
「で、でも……っ」
「俺の言葉が、信じられないのか?」
不安げに眉を潜めて見つめられる。
「ち、違います……でも、わたし……あっ……」
「きみが感じてくれると、俺は嬉しいんだ」
征一郎さんは滾(たぎ)る自身に薄いゴムをかぶせると、秘部の先端に触れる。
固く膨れ上がり、指とは比べものにならないほど質量があるそれに息を呑む。
「ゆっくり……挿れるから……」
「んっ……」
先端を軽く擦り上げられ、入り口に浅く挿れられる。何度か抜き差しされ、徐々に中へと押し入ってきた。
「ふぁ……あっ……」
濡れていたそこは、クチュリと水音を立てながら、彼のものをゆっくりと飲み込んでいく。
痺れるような痛みがあるけれど、それを乗り越えたくて、彼の背中に腕を回した。