俺様編集者に翻弄されています!
<悠里、お前の本当の素顔はもっと可愛いんだから、化粧なんてする必要ないだろ?>


<イケメン執事様……? じゃない……よね?>


<イケメンには変わりないけどな、執事じゃないぜ。俺はメイクアップアーティスト、どんな女も俺の手にかかれば見違えるぞ?>


<メイクアップアーティスト……? ま、まさか! オネェ……にしては口調が雄々しいような……>



<なんだよそれ、変な先入観持つな。ほら、俺がいい女に仕立ててやるからこっち向きな>


<か、顔が近い……! それに、こんなワイルドなメイクアップアーティストって―――>


<あぁ、お前の唇……形がいいな、どんなルージュも似合いそうだ>


<く、唇をプニプニしないで……! でも、気持ちいいな……>


<ふっ……じゃあ、もっとお前が照れるよな事してやろうか? 例えば、このチークブラシであんなところやこんなところ……>


<あ、やだ……だめだったら!>


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