新撰組~時を超えた出会い~
そして私と沖田さんは屯所へ戻った。
ガラッ――
「ただ今戻りました―!土方さん」
と、勢いよく障子を開ける沖田さん。
「お、戻ったか」
そこには土方がいた。
「はい。ちゃんと刀買ってきましたよ。ほら」
と土方さんにさっき買った刀を見せる沖田さん。
「おぉ、これは蒼天無双じゃねぇか」
「はい。あ、でもこれ買ってよかったんですか?良い刀だから買いましたけど」
「あぁ、いい刀は役に立つしな」
「ふ~ん」
私は無関心にそう言うと、
「なんだよ」
「別に~」
「・・・とにかく!お前は今日からこの刀を使え」
と刀を渡しに差し出す。
「・・・・」
無言で受け取り、鞘から刀を出した。
刃紋の部分がきらりと見え、新品なのか、自分の顔が見えるくらい刀が綺麗だった。
これで人を斬るのか・・・・
そう考えていると、昨夜のことが脳裏に浮かんだ。
思い出すだけどう嫌なのに・・・。
そう思いながら刀をしまった。
「・・・・ところで、どうやって刀を差すんだ?」
「え?」
と土方。
「え?じゃなくて・・・・」
「まぁ仕方ないですよ。女の子ですし。こうやって、差すんですよ」
と、私の刀を差してくれた。
「あ、あぁ、覚えた」
「そうですか。よかったです」
沖田さんがそういうと、土方が、
「それじゃあ、実践するか」
「実践?」
実践・・・?
「あぁ」
は・・・・?