新撰組~時を超えた出会い~


で?どうしたらこういう状況に?
今、私は裏庭?にいる。さっきの8人も・・・。
そして、私の目の前に斉藤がいる。
しかも、刀を構えて・・・・。

「・・えーと?どうなったら、こういうふうに?」

「あ?お前、刀振ったことねーのか?」

さっきまでの話で私が刀使わないこともわからないのか?
・・・バカ土方。

「当たり前だろ!!さっきまでの話で分かるだろ、普通」

「・・・・・」

いや、黙るなよ。

「と、とりあえず、お前の腕前を見るだけだ」


うわー。上から目線だな・・・。

再び斉藤の方に向き直るけど・・・、

刀使ったことねーし。

なかなか腰に刺してある刀に手が出せない。

そう、ためらっていると、

「・・・そこ刀は飾か?」

「え?・・・だって、この刀使えば・・・ヘタすれば切れちゃうんですよ?死ぬかもしれないんですよ・・・?」

私は刀を抜きながら言った。

「・・・いや、死ぬってなぁ。斉藤は・・・」

「だまっとけ、土方」

斉藤に向いたままそう言った。
この時、どんな顔をしていたか、分からなかったが、

きっと悔しい顔をしていただろう・・・。

「怖いなら、峰打ちでくればいい・・・」

「え?・・あぁ・・」

そして私は、刃を上にする・・・。

・・・本当にこれでいいのだろうか。

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