新撰組~時を超えた出会い~
「・・・っ」
いつになったらはせば…。刀の勢いが強くなってくる。
・・・・・今だ。私は右足を下ろし、すぐ刀で押さえた。
「・・・っ」
まだ刀の勢いが強くなる・・・・。
勢いで刀を放すが、手から刀が離れてしまい、私は後ろによれっとするが、
私の首の前にはもう、斉藤の刀が・・・
素早い・・・
カタンッー
と私の刀が地面に落ちる。
・・・完敗だ・・・
斎藤が刀を下ろし、
「・・・自信を持て」
「え?」
「・・お前の刀には迷いも濁りもない」
「・・・・・」
「だが、技術面は‥」
あ、さっきの足か・・・
「へぇ。斉藤さんからお褒めの言葉をもらうなんて。やっぱりすごいですね、真紘さん」
と沖田が感心したように言う
「え?」
「っふ。・・・斉藤さん、あまりほめないからね」
と言いながら私の刀を拾い上げる
「・・・・・・」
「はい・・」
とにっこりしながら私に刀を渡す
「・・・・あ・・ありがとう・・」
と受け取り、刀を戻す。