my sweet love~second~
目が覚めてから1時間ほどが経ち
良くならないどころか
悪化の一途を辿っている体調を
恨みならも体はもう限界…
私は遂に龍を起こすことにした
「りゅう…りゅう…」
「……ん」
「…りゅう」
「ん?ゆず」
「ごめん…」
「なんで泣いてる?
どうした?」
「い…いたぃ」
「痛い??どこが?」
「せ…なか」
「背中?」
龍は黙って触診をはじめたけど
触られるのは平気
でも体を動かすのが億劫になるくらい
背中が固定されてるような痛み
伝えたいけど涙と怠さで
言葉が発せない
「大丈夫だよ柚
とりあえず落ち着こう
触るのは大丈夫なんだよね」
「ゆず?大丈夫だよ」
私が少し落ち着いてくるまで
龍はずっと声を掛けて
背中をさすってくれていた
「ゆず寒気酷いまま?」
わたしは黙って頷いた
「熱も下がってないから
救急外来で見てもらおう
これじゃあ眠れないどころか
悪化しちゃうからね」
そういった龍は
さっき病院に行ったときより
私を厚着させてくれて
姫抱きにしても
私が龍の首に捕まる力も無いから
毛布に包んだ私をおんぶして
車で病院に駆け込んだ