せんせい



「ほぅ…」

森のアンニュイな表情を思い浮かべた昌子は、思わず熱いため息を吐いた。



「、、、って、まったりしてる場合じゃないわ!時間がないのよっ!とりあえず…困った時の神頼みかな。いでよ!親切なお友達ーー!」



プルルルル。プルルルル。

古風な呼出音が受話器から漏れる。
昌子が助けを求めた“神”とは、果たして。



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