上司と上手につきあう方法【完結】

だけどそれを不満に感じたことは一度もなくて。

いつもふざけているように見えても、朝陽はちゃんと私を可愛がるツボを心得ているから、彼とのそういう時間は、最初から最後までいつだって、女の子としては幸せになれる時間だっと思う。

だから私も、彼と抱き合うことは、本当に好きだった。



だけど――

部長は……




――――……



「もう、やっ……」



息も絶え絶えに、部長の背中に爪を立てる。


断続的に悲鳴をあげる私を、部長はなかなか許してはくれなかった。


彼の唇で、指で、舌で、何度もイカされて、何も考えられなくなるくらい、快楽のツボに落とされて。

意識を取り戻すと、また攻められる。