上司と上手につきあう方法【完結】

こうやって寝ちゃったこと、賢い人はやらせるなんて馬鹿だっていうに決まってるけど、やらせたんじゃない。

私がしたかったから、したんだって、思っていたいのに。


結果がどうあれ、確かに部長のえっちは重かったけど……
想像と全然違って、息苦しいくらいだったけど……

それでもやっぱり、部長と抱き合えてよかったって、思っていたいの。
そのためには、部長には「やるんじゃなかった」って思ってもらわないことが一番で……


あー、結局、一周周って自分のためってこと?


今さらだけど、すっごい勝手だな、私!!!!

もーっ、最低っ……!



「――平尾……熱が上がってる」



部長の手のひらが、首の後ろに差し込まれる。



「私なんか、もう、湯冷めで死んだほうがマシですよっ……ううっ……」



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