上司と上手につきあう方法【完結】

今朝、すっかり体調を取り戻した私は、ダイニングで部長の作った朝ごはん(茶がゆの中に香ばしく焼いた白身のお魚がほぐしたのが入ったの)をおかわりしてまで平らげて、すっかり体力が回復したことを確信した。

テーブルの向こうに座る彼に、深々と頭を下げる。



「ごちそうさまでした。お世話になりました」

「いや。顔色も元通り、元気になってよかった……大丈夫か?」

「はい。いろいろ、お世話になりました。それで、その、週末のことなんですけど……」

「ああ」



慣れた様子で薄手の可愛らしいお茶碗に急須からお茶を注ぎながら、部長は私にちらりと視線を向けた。



「別に来週でもいいんだが」

「いえ、用事はないので大丈夫です」

「そうか。だけど一応今日一日くらいはクスリも飲めよ」



丁寧に、急須からお茶を最後の一滴まで落とした後、お茶と一緒に、テーブルの上にミネラルウォーターと市販の総合風薬を置く。



「頂きます」



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