上司と上手につきあう方法【完結】
最低だー!!!!!
怒りで目の前が真っ白になる。
言葉すら出てこない。
なのに横断歩道を渡りきったところで、朝陽はケラケラと笑い始めて。
私は周囲の目も顧みず、つかまれていた手を思いっきり振り払って、叫んでいた。
「なっ、なっ、なに考えてるのよっ!!」
「えーだって」
朝陽はニコニコしたまま、私の顔を覗き込んでくる。
「なんか怒ってるから」
「はあ!?」
「美琴がすごい怒ってるから、話したくなった」
「っ!!!!」
普通は人が怒ってるの感じ取ったら避けるもんでしょうが!