偽りの婚約者


やっぱり眠いよ。


「こらっ寝るな!」


無理だよ……だってとても暖かくて気持ちいいんだもの……。
そのまま東條さんの肩に頭を預けて目を閉じた。


「……しょうがねぇな」


東條さんの声を聞きながら眠りの世界に入って行った。



「あれ、ここ寝室だ」



気が付いたら、ベッドで眠っていた。
寝てしまった私を東條さんがここまで運んでくれたんだ。



寝室を出てさっきまでいた部屋に入ろうとドアに手をかけるとテレビが付いているらしく音声が流れているようだった。
東條さんはソファに持たれて目を閉じていた。
りてきたDVDを見ながら眠ってしまったようだ。



なんだ、東條さんだってDVD見ながら眠っちゃったんじゃん。


「東條さん?」


眠りが深いのか東條さんは眠ったままだ。


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