最後の血肉晩餐
 しかも彼女は恵美と同じ東京の病院勤務だった。そして彼女も看護師だった。


今度こそ、こねで独立が出来るかもしれない……野望をひっそりと持ち、彼女の日記を見てみる。


彼女は料理が趣味らしい。料理の画像がアップされている日記が多い。タイプの欄にも料理が出来る人って書いてあった。


ニヤリっとしながら、日記にコメントを書いた。


――俺も料理を作るの好きなんです。とっても美味しそうな料理の写真ですね!


本当は料理なんて興味無し。調理なんてしたことがない。


彼女の日記のページをお気に入りに登録し、パソコンを閉じようとした瞬間、恵美はそこにいた。


「恵美がマイミミにいる……」
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