最後の血肉晩餐
 その可愛い笑顔に男の本能が止められなくなってしまった。


「あ! 気が利かなくってごめん! 石段なんてお尻が痛かったでしょう? ほらっ俺の膝の上に座って?」


酔っ払った彼女の体を膝の上に乗せる。そして背後から髪の毛の匂いをたっぷり嗅ぎ、ぎゅっと抱きしめた。


「俺の彼女なんだね。すごい嬉しいよ。」


二人の鼓動が重なって、ドキドキっとメロディーを奏でているようだった。


もう一度、逃げられない彼女の体を抱きしめながらキスをした。今度は舌を逃がさない、ねっとりしたディープキス。


人が来ない、夜の暗い影の石段でたっぷり彼女の唇を舌で、舐め回し、虐めた。


彼女の息が、酔っ払ってるせいもあるのか荒れてくる。彼女の耳たぶを軽く噛み、後ろから両手を胸のほうに滑らす。


耳たぶや首筋を舐め、両胸を丹念にもみほぐした。もうすでに止められなくなっていた。


「俺の彼女……大切にするよ」


彼女のズボンに片手を伸ばし、入れた。まさぐろうとしたその時に、手をひっぱりあげられ、躊躇された。
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