最後の血肉晩餐
「どうしましたか!? 」


バタバタバタッと複数の足音が聞こえた。


「変態よ! あいつがきっと娘を殺したんだわ!」


息子にしたいと言っていた、お母さんは見る影もなくなっていた。鬼の形相で俺を指指した。パトカーのサイレンも遠くから聞こえてくるのがわかる。


「お、俺は優香を愛していただけです! なにが悪いんですか!」


叫ぶ充を警備員が二人掛りで両腕を封鎖し、外へ連れ出そうとした。駆けつけたパトカーからは3人の警察官が車から飛び出し、充に手錠をかけた。
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