最後の血肉晩餐
「お前だったのか? ストーカーは!」


「違う! 俺は違う! 本気で愛しているだけだ!」


「詳しいことは署で聞く。乗れ!」


後部座席に充は突き飛ばされた。


「お母さん、詳しい事情はわかり次第お話します。失礼」


「捕まえてください! 娘の遺体に悪戯を……とんでもない男です!」


泣きじゃくる母親に、後ろ髪惹かれながら、パトカーは去って行った。
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