最後の血肉晩餐
 ◆◆◆

「……というわけだ。優香ちゃんの葬儀は、他の葬儀屋が受け持つそうだ。会社を一週間、急だが休みにしたいと思う。

俺はその一週間で謝罪をしに取引先を回りたいと思っている。それと充は俺の片腕ということもあってな……。

暫く考えたいこともあって、急遽、休みにすることにした。北川も有給休暇だと思って、この事件を忘れるように努力してくれ。また一週間後、気合いれて働こう」


「……社長、充先輩は犯人だったんですか?」


おそるおそる聞いてみた。


「いや、警察が言うには、相当黒い容疑者だけど、断定できないみたいだ。

死姦は犯罪ではないからな。もしかしたら早く出てこれるんじゃないか?」


「そうですか。」


「そういうことだ、じゃあな」


「はい。社長あまり気を落とさずに……」


社長は電話を切った。
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