最後の血肉晩餐
 もう繋がってないのに、まだ携帯電話を握り締めていた。


充先輩が、思ったとおりストーカーだったのか? 愛しすぎて、乳房を切り取り保存したとか? 充先輩もテレクラや出会い系をしていたのか?


ありえなくもないよな? もしそのことを聞いたとして本物の犯人だったら、俺の命も危ない――聞けない――とても聞けない!


汗がびっしょりと付着した携帯電話を机にそっと置いた。


馬鹿だ。死姦してるところを社長に言うべきだった。未然に防げたかも知れないのに――馬鹿馬鹿! 


イライラしながら、ぷちっとパソコンの電源を押した。


明日から暇になったんだったら、恵美に付き合ってやろうか? しかし、もうかけないでと急に言われたし。どうすっかな。この一週間。
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