最後の血肉晩餐
――チチチチ……チチチチ……鳥はいつでも何もなかったかのように、清々しい朝に向かって歌っている。
こんな綺麗な歌声が耳に入ってしまったら、自然と体は起きてしまう。カーテンを開け、空を見た。
「眩しい……今日も真夏日か」
ふぅ。とため息をついて、クーラーの温度を一度下げた。
まだ現実的じゃない。こんなに身近に死体を見てきたのに。身近な人間が捕まったのに。遠くの出来事に感じる。俺は現実逃避に走ってしまってるのか。
南もただの登校拒否みたいなもんだろう? 俺のせいじゃない……あいつが悪いんだ。
それでも恵美のことや、南が気になるのでパソコンのスイッチを押した。すぐ立ち上がるものだけど、眠気覚ましに顔を洗いに行った。
蛇口をひねり、ジャーっと勢いよく水を出す。暑い日の水はとても気持ち良い。何度も何度も両手で水をすくい、思いっきり顔にかけ、洗った。
こんな綺麗な歌声が耳に入ってしまったら、自然と体は起きてしまう。カーテンを開け、空を見た。
「眩しい……今日も真夏日か」
ふぅ。とため息をついて、クーラーの温度を一度下げた。
まだ現実的じゃない。こんなに身近に死体を見てきたのに。身近な人間が捕まったのに。遠くの出来事に感じる。俺は現実逃避に走ってしまってるのか。
南もただの登校拒否みたいなもんだろう? 俺のせいじゃない……あいつが悪いんだ。
それでも恵美のことや、南が気になるのでパソコンのスイッチを押した。すぐ立ち上がるものだけど、眠気覚ましに顔を洗いに行った。
蛇口をひねり、ジャーっと勢いよく水を出す。暑い日の水はとても気持ち良い。何度も何度も両手で水をすくい、思いっきり顔にかけ、洗った。