最後の血肉晩餐
 扉がまた開けられ、今度は亮ファンのOL達8人の常連客がお座敷に入った。


いつの間にかカウンターも一杯になり、みんなの話し声で、私だけ一人なんだとまた実感して寂しくなった。


携帯の画面を見てみたが、やはり連絡はなかった。


信吾さんも気を使って、亮が忙しい時には話かけに来てくれた。


もえの目線は、悟られないようにOL達を隅々までチェックしていた。


暖かいこのお店が、私は本当に好きだ。


ワインを注ぎ、時間を立つのを待った。
< 359 / 672 >

この作品をシェア

pagetop