最後の血肉晩餐
「常連さんの恵美さんとお話があるんだ。ごめんな。お疲れ様」


「はぁ~い……」


渋々もえは、エンジの割烹着を脱ぎ、着替えた。


「お疲れ様でした……」


悔しそうな返事に聞こえた。


「お疲れ様~! 良い夜を!」


にやにやした信吾。二人は一緒にお店を出て行った。亮君は入り口で二人を見送り、シャッターを降ろし、鍵を閉めた。
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